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3分で学べる簡単撮影術 シャシンのジカン 水咲奈々

11.ドラマティックな写真が撮りたい

色合いの濃い印象的な写真を撮ってみましょう

ここ数年の女子カメブームで流行っている‘ふんわり’や‘ほわっと’した写真も素敵ですが、たまにはメリハリの効いたドラマティックな写真を撮ってみませんか?今回は、簡単にドラマティックな写真が撮れる方法をお教えします。

Point
  1. 自然のなかで唯一無機質な鍵盤を構図の下の方に配置して安定感を出しました。
  2. アクセントになる濃いピンク色の花にピントを合わせました。
  3. 光が当たっている木の屋根に、風にそよぐ葉の影ができたタイミングでシャッターを切りました。

風景モードでメリハリの効いた画に!

みなさん、カメラの設定のなかのカスタムイメージは操作したことがありますか?これは、デジタルフィルターとはまた違う、写真の仕上がりを左右する絵作りの設定になります。

通常はナチュラルモードなどで撮られている方が多いと思いますが、カスタムイメージを使うことで簡単に自分好みの色合い・画作りにすることができるのです。

今回はカスタムイメージの風景モードを使ってみましょう。カメラの機種にもよりますが、彩度やコントラストが強調されるパラメーターが適応されて、ナチュラルモードで撮るよりも色鮮やかでパキッとした、メリハリの効いた写真にすることができます。

特に日が当たっている所と日陰が混在しているような構図の場合、この風景モードで撮影すると日陰の部分の色合いが濃くなるので全体に引き締まった印象になり、見る人の目を惹き付けるインパクトのある画になります。作例写真も、そのまま撮った場合は見た目に近い色合いの優しいイメージになりましたが、風景モードで撮ると影や緑の色合いが濃くなり、ドラマティックなイメージになりました。

このカスタムイメージは色合いやコントラストの項目のパラメーターを自分で微調節することもできるので、もっとこだわった自分好みの画作りにすることもできます。

ライブビュー機能のある機種では液晶画面でどのような画作りになるかを確認しながらカスタムイメージのモードを選んだり、パラメーターの微調節ができたりもしますので、いつものモードばかりではなく、風景写真や室内でも光のコントラストが強い所、カラフルな被写体をもっと色鮮やかに撮りたいときなどは、ぜひ、カスタムイメージを風景モードに設定して撮影してみてください!

見た目に近い色合いなのですが、なんだかちょっとさみしいイメージに……
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水咲 奈々 -Nana Misaki-

東京都出身。モデルとしてカメラの前に立つうちに撮る側に興味がわき写真を学ぶ。作品を持ち込んだカメラ雑誌の出版社に入社し、様々なジャンルの写真家の作品と撮影現場に触れる機会を得る。2010年に独立し、現在はフリーの写真家として雑誌やWEB、イベントや写真教室など多方面で活躍中。撮影ジャンルは赤ちゃんから戦闘機までと幅広い。