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3分で学べる簡単撮影術 シャシンのジカン 水咲奈々

3.薄暗い室内で子供をかわいく撮りたい

何気ない日常が大きな思い出に!

子供って毎日色々な表情を見せてくれて、飽きることなく周囲に興味を持っていつも元気に動いていますよね。そんな日々成長している子供の日常は、特別な日じゃなくても気が付いたときに撮っておくと、後から見返したときに心がほっこりできる大切な思い出になったりします。今回は、そんな子供の日常を逃さずに撮る方法をお教えしましょう!

モデル:莉央ちゃん
Point
  1. ピントはカメラに近い方の目に合わせましょう。
  2. 絞りを開けて背景をふんわりとボカします。
  3. 食べ物を食べているときは意識がカメラからそれがちなのでシャッターチャンスです!

内蔵フラッシュは絶対に使わないで!

まず、カメラに内蔵されているフラッシュは使わないようにしてください。これは真っ暗な時の緊急用で、薄暗い室内くらいでしたら封印してしまってください。

内蔵フラッシュを使えば確かに明るくは撮れるのですが、そのまま直射してしまうと顔の陰影がなくなってのぺっとした、子供のかわいらしさが半減した写真になってしまいます。これを使いこなすにはまた違うテクニックが必要になります。そのお話はまた別の機会にお話しますので、今回は内蔵フラッシュ禁止で行きましょう!

最優先するべきは「シャッターチャンス」

カメラを構えてしまうとどんな子供でも多少は緊張してしまうもの。そんなときは食べ物を食べている時を狙いましょう。カメラ目線はもらえなくても、そうやって撮り続けているうちに徐々にカメラ慣れしていい笑顔を見せてくれるようになります。

そして、終始動き回っている子供なので怖いのはブレ!薄暗い室内ならなおさらです。そんなときは、躊躇せずにISO感度を上げてシャッター速度を速くしましょう。最近のデジタルカメラでしたらISO1600くらいまでは画像の荒れは目立ちませんので、シャッターチャンスを逃すくらいなら気にせずにISO感度を上げる癖を付けましょう。

もしISO感度をオート設定で100〜1600のように設定できるなら、下限を最低ISO感度に上限をISO1600に設定しておけば、状況に応じてカメラが感度を決めて撮影してくれます。

「こっちを向いて〜」とカメラを意識させたときは緊張しちゃった子供も……
食べ物を食べているときは子供の意識は食べ物に。そんな瞬間がシャッターチャンスです!

子供にはほんわり明るい色合いがお似合い

幸せそうな子供の表情が薄暗い室内の影響で暗く写ってしまっては台無しです。絞りを開ければ明るく写りやすくなると同時に、背景がふんわりとボケて被写体の子供が引き立つので一石二鳥です!

さらに明るくするために、露出補正を+0.3〜1.0くらいの範囲で上げましょう。作例はすべてEV+0.7にしています。あまり上げすぎると不自然になってしまいますので気を付けてください。

また、シャッターを押す時に自分が動いてしまわないようにテーブルに肘をついたり、柱や壁などに寄りかかって体が動かないように支えましょう。できればシャッターを押す前に息を吸って、シャッターを押すちょっと前からカメラが「カシャン」といい終わるまでは息を止めるようにすると、撮影者側のブレは格段に少なくなります。

いつでもどんな時でもシャッターチャンスを逃さないように、まずはこれを基礎として、かわいい子供の日常をどんどん撮ってあげてくださいね!

応用編
慣れてくればこんな表情も! 次は笑顔を見せてくれそうですね♪
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水咲 奈々 -Nana Misaki-

東京都出身。モデルとしてカメラの前に立つうちに撮る側に興味がわき写真を学ぶ。作品を持ち込んだカメラ雑誌の出版社に入社し、様々なジャンルの写真家の作品と撮影現場に触れる機会を得る。2010年に独立し、現在はフリーの写真家として雑誌やWEB、イベントや写真教室など多方面で活躍中。撮影ジャンルは赤ちゃんから戦闘機までと幅広い。