RICOH IMAGING
トップページ Pentax Style フィールド フォーカス サポート ショッピング
KOKO DOKO 48

古社寺もある二条城の東

うわさを聞いた人気店、歩いて見つけた町家のカフェ。
静かなまち西洞院、釜座、二条、押小路通の周辺。
文・写真 = 内藤靖正
PENTAX Kー5Us smcPENTAX DA17ー70mmF4 AL [IF] SDM(36mm域) 絞り優先AE 分割測光(F11 1/100秒)ISO200 WB太陽光 カスタムイメージ鮮やか JPEG
6ビルやマンションが目立つまちに昔からの町家も健在。冬の白い日差しがまばゆい。
※画像をクリックすると拡大表示します。

ダイニング・カフェ・バー 閏

●午前11時30分〜午後2時30分(ラストオーダー)、午後5時30分〜11時(ラストオーダー)、土曜と休日はカフェタイム=午後2時30分〜5時/無休
●ランチ900円、1,300円、2,500円、ピッツァマルゲリータ1,300円。夜の小皿料理350円〜500円など。
075−211−0724
URL:別ウインドウで表示http://mrmd.co.jp/uruu

くつろぎカフェ葵

●午前11時〜午後4時/日曜と水曜休み(冬期は不定休も)
●コーヒー、紅茶350円、トーストと飲み物セット500円、日替わりのパスタ各種550円(飲み物の追加は200円)など。
075−213−2470

※掲載内容は2013年1月時のものです。すでに変更されている場合がありますので、ご利用の際には必ずご確認ください。

1熟年には懐かしく、若者には新鮮に映る町家のカフェ葵では、時間もゆっくり過ぎる。
 
2立派な町家のイタリアン閏(うるう)。おしゃれな空間で楽しむパスタランチなどが人気を呼ぶ。
 
3真宗・西福寺の前に建つ「豊臣秀吉妙顕寺城跡」の碑。付近の町名も古城町である。
       
     
4金属類の神はここだけの御金(みかね)神社は鳥居も金色。宝くじの祈願に訪れる人も多いとか。
 
5昔、薬師如来にお参りして疫病流行が収まり、以来「こぬか薬師」と呼ばれる薬師院。
   

町家のすてきなお店です。ぜひお寄りくださいと声をかけてくれたのは、いつものカフェで朝、たまに出会う料理人さんである。

その店とは、築100余年の町家をモダンに改装したカジュアルイタリアンの閏(うるう)。もちもち感がある自家製パスタの各種メニュー、ピッツァが評判の人気店だ。日替わりの3種類から選ぶパスタにサラダ、スープ、パンなどがセットされたランチは、まちなか歩きのお昼にぴったり。夜は旬の食材を生かした小皿料理と、ワインなどを楽しむイタリアン酒場に変わる。

すぐ北隣の御金(みかね)神社は金山毘古命を祭るあらゆる金属の神。近年は資産運用や厄よけ、旅行安全にもご利益があると聞いて、観光客のお参りも多い。

押小路通には町家のくつろぎカフェ葵がある。ここではスパゲティに替えてうどんを使った明太バター味、シーチキンクリーム味、ナスとベーコンのトマト味など、日替わりのうどんパスタが喜ばれている。築100年ほどという町家は手入れが行き届いて、その落ち着いた雰囲気につい時間が長くなる。

この辺りは天正11年(1583)、豊臣秀吉が新邸を構築した妙顕寺城があった場所とされる。周囲に堀をめぐらせ、天主をあげた屋敷は重要な政治拠点だったらしい。

釜座通には薬師院がひっそりと鎮座している。本尊の薬師如来像は伝教大師が16歳のときに彫った7体のひとつ。現存するのは同院と比叡山延暦寺だけといい、病気平癒のご利益があるという「こぬか薬師」の名で知られている。


※クリックすると拡大表示します。

 
KOKO DOKO 49

東山・古川町商店街ぶらり

東大路通と白川の流れに挟まれた古くからの商店街。
日々の暮らしに直結する商店をめぐり、楽しい時間を過ごそう。
文・写真 = 内藤靖正
PENTAX Kー5Us smcPENTAX DA17ー70mmF4 AL [IF] SDM(53mm域) 絞り優先AE 分割測光(F8 1/125秒)ISO100 WB太陽光 カスタムイメージ風景 JEPG
6商店街の南端で白川と出合う。手前の一本橋は比叡山延暦寺の行者が最初に渡る行者橋。
※画像をクリックすると拡大表示します。
1境内に天満宮や稲荷社も鎮座する大将軍神社。樹齢800年と伝えるイチョウの大樹も。
 
2ここは庶民のまち古川町商店街。売り手と買い手のやりとりを聞くのも楽しみのひとつ。
 
3町家暮らしを体験できる小町家。日が暮れると温かい明かりが格子窓から漏れる。
       
     
4おいしいコーヒーは「飲む音楽」だとか。オーナーのこだわりが伝わる喫茶fe(フェ)カフェっさ。
 
5和の雑貨セレクトショップ洛禅。小物から衣類まで、さまざまな商品があふれている。
   
ないとう・やすまさ
1933年、京都市生まれ。広告代理店勤務の折に趣味ではじめた小冊子が京福電鉄のPR誌になったことなどにより1972年に独立。京福電鉄や東映太秦映画村の広告制作を担当する傍らフリーペーパー「Kyo!」発行。京都ピイアールセンター代表取締役。

東山三条の一角にひっそりと大将軍神社の境内がある。ここは桓武天皇が平安京を造営されたとき、大内裏の鎮護のためにその四隅に祭られた大将軍神社のうち、素戔嗚尊を主神とする東南側のひとつである。この地は三条口の要所にあたり、邪霊の侵入を防ぐ意味でも重要視されていたらしい。

交通量が多い東大路通に並行する形で、すぐ東を古川町商店街が南北に延びる。青果商あり、薬局あり、雑貨商あり。食料品が中心のマーケットもある古くからの細い通りは、祇園・東山方面からの観光客がぶらぶら歩きを楽しむコースでもある。

商店街では近年、空き店舗を改装した旅館が相次ぎオープン。外国人を中心に人気を集めている。その第1号となる小町家は、2階建ての町家を1棟貸し切りで利用できるレンタル町家。1階に土間と2部屋、2階には4部屋あり、素泊まりながらキッチンで調理も可能。食材は商店街で調達できるから便利だ。

南寄りの喫茶fe(フェ)カフェっさは、オーダーを聞いてから豆をひき、1杯ずつ丁寧においしいコーヒーを出してくれる評判の店。日替わりで3、4種類登場するケーキとセットで楽しむ常連に交じって、ガイドブックなどで情報を得た観光客らも訪れる。

商店街の南端では、和雑貨の洛禅が色とりどりのにぎやかな品ぞろえで迎えてくれる。「和の生活を提案」する店らしく、暮らしに役立つ商品がいろいろ。もちろん京土産に喜ばれる雑貨も多彩。とくに寒い冬はショールや帽子が人気だそうだ。

貸し町家 小町家

●1泊3名の場合30,000円、ハイシーズン36,000円、特別シーズン40,500円のほか7名まで利用可。人数によって料金が変わるのと、泊数により20〜30パーセントの割り引きがあるので問い合わせを。
090−2705−6042
URL:別ウインドウで表示http://www.komachiya-kyoto.com

喫茶fe(フェ)カフェっさ

●午前8時〜午後7時30分/木曜休み
●ブレンドコーヒー400円、日替わりケーキセット680円〜、ハヤシライスセット、ナポリタンセット(いずれもサラダ、ドリンクつき)各950円など。
075−541−3917
URL:別ウインドウで表示http://www.kissafecafessa.com

和雑貨 洛禅

●午前11時〜午後6時/不定休
●ちりめんのエト525円、和柄ソックス367円、陶磁器ピアス各種840円、ショール1,260円と1,575円、ふろしき地のバッグ2,100円など多彩。
075−561−8777
URL:別ウインドウで表示http://www.kyoto-rakuzen.com

※掲載内容は2013年1月時のものです。すでに変更されている場合がありますので、ご利用の際には必ずご確認ください。