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マメ知識

双眼鏡やスポッティングスコープのカタログに記されている装備や仕様。なかには専門用語もありますが、知っていれば、目的や用途にあわせて、より的確に希望する製品を選ぶことができるでしょう。今回は、そんな用語のなかから特に有用なものを取り上げてみました。

ダハプリズムタイプとポロプリズムタイプ

ペンタックスで発売している双眼鏡には、「ポロプリズムタイプ」と「ダハプリズムタイプ」があります。簡単な見分け方として、ポロプリズムタイプは途中が折れ曲がった屈曲ボディ。ダハプリズムタイプはストレートなボディです。

ダハプリズムタイプの最大の特長は、ダハプリズムという形状の異なる2つのプリズム(2つで1セット)を使用していることで、対物レンズから接眼レンズまでの光軸を一直線上に配置することができ、小型で持ち運びやすく、防水性能に優れたボディが実現できます。しかしその反面、「ダハ(屋根の意味)面」と呼ばれる屋根のような90度の角度は、非常に高精度な加工と厳しい光軸調整が必要になるため、製品は高コストになります。

一方のポロプリズムタイプは、ポロプリズムという加工がしやすく、精度を出しやすい正三角形のプリズムを2個セットで使用するため、ボディサイズが大きくなる反面、双眼鏡本来の機能を重視したタイプで、高い光学性能でありながらコストを軽減することができます。

フェーズコート

双眼鏡に入ってきた光が、ダハプリズムのダハ面で反射するときに位相差(波の山谷の位置がずれる)が生じます。この位相差を補正する特殊コーティングがフェーズコートです。これをダハ面に施すことによって、解像力やコントラストを高いレベルで向上させることができます。

窒素ガス封入

双眼鏡やスポッティングスコープには、鏡筒内部に窒素ガスを封入した製品があります。窒素ガスには乾燥したものを使用していますので、外気温と鏡筒内温度の差によって生じる結露(くもり)を防ぐことができます。また、鏡筒内部には酸素がほとんどないため、鏡等内部を酸化による劣化から防ぐことができるほか、カビなどの微生物にも強いと言えます。

ラバーコート

ペンタックスのラバーコートとは、重要なボディパーツを包んでいるラバー素材を言います。主に双眼鏡のボディ部分や、スポッティングスコープのフォーカシング部分などに使用しています。ラバーコートを施すことによって、外部からのショックに強く、また、すべりにくく手になじむ製品を実現しています。

撥水コート

ペンタックスの双眼鏡の一部製品には、撥水コートを施しています。これを接眼レンズ、対物レンズに用いることによって、水をはじき、水滴は玉状になってポロポロと流れていきます。雨天や露などのときに威力を発揮します。

近距離観察ができる双眼鏡

ペンタックスのPapilioは最短50cmでのピントあわせができる、とてもユニークな双眼鏡です。新開発の「ピント連動対物レンズ位置補正機構」を搭載しているため、本来なら左右の視野が一致しない上、より目にしなければならないような近距離を見る場合でも、Papilioでは普通に覗くだけで左右の視野がほぼ一致し、楽に観察することができます。

昆虫や植物観察といった屋外での利用ばかりではなく、博物館などでじっくりと観察する場合などにも便利です。また、三脚に固定(三脚アダプターU使用)すれば、静物観察用の拡大鏡として利用することもできます。

『簡単スコーピングガイド』
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