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Pura vida! 野鳥ガイド露木貴浩氏のコスタリカ大自然コラム
ボートで巡るマングローブ林
7. ビーチ、島、マングローブ林
コスタリカとはスペイン語で「豊かな海岸」を意味します。カリブ海と太平洋に挟まれているわけですから、多くのビーチが存在しています。特に、政府が認定する約30のビーチは一見の価値があります(1997年、ブルーフラッグ・プログラムにより2000以上にも及ぶビーチから選ばれました)。白い砂浜にどこまでも続くヤシの木、エメラルドグリーンやターコイズブルーの海、水辺を歩いているだけでも心が弾みます。
生き物にとっても重要な存在
トルトゥーガ島のビーチ
ココ島、カニョ島、トルトゥーガ島などの島巡りも観光客には人気のスポットです。特にココ島国立公園は世界遺産としても登録されており、映画の舞台にもなりました。本土からかなり離れていますが、ダイビング・スポットとして有名です。豪華なクルーズ船に乗り、ラテン音楽を聴きながら、トロピカル・ジュースを楽しむのも良いですね。
マングローブ林や川をボートで巡るツアーも見逃せません。水鳥、猛禽、クロコダイル、カイマン、サル、ナマケモノ、アライグマなどが観察でき、私がご案内している探鳥ツアーでも好評です。野鳥のさえずりを聞きながら、奇妙に湾曲したマングローブの根っこや木々を眺めていると、不思議と心が落ち着きます。
人気のヤマセミ類、巨大なクロコダイルなども登場するなど、変化に富んでいてお客様からも歓声が上がります。まさに、エコ・ツアーの醍醐味と言ったところでしょうか。
こういった場所は観光スポットとなっている一方で、生き物にとっても重要なエリアでもあります。ビーチはオサガメ、アオウミガメ、ヒメウミガメなどの産卵地でもあり、コスタリカの国立公園システムの設置は、ウミガメ保護がその始まりと言われています。
レッドマングローブの林
島ではアメリカグンカンドリ、カッショクペリカン、カツオドリなどが営巣しています。マングローブ林には多くの昆虫、節足動物などが棲み、魚や鳥達にとって欠かせない食料源です。隠れ家や営巣場所としても重要で、北米からの渡り鳥は越冬もしています。コスタリカでは低地の熱帯雨林同様、保護に最も力を注ぐべきエリアではないでしょうか。
『Pura vida! 野鳥ガイド露木貴浩氏のコスタリカ大自然コラム』
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露木さんのホームページ
コスタリカに在住し、野鳥に関するツアーガイドから講師までを幅広くこなす露木さんのホームページ。米国やエクアドルの野鳥についても紹介しています。
「アメリカ大陸の野鳥」(別ウインドウで表示)
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